第三十五段 手のわろき人の

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手のわろき人の、はばからず文書きちらすはよし。みぐるしとて、人に書かするはうるさし。

口語訳

字が下手な人がはばからず手紙を書き散らすのはよい。みぐるしいと言って人に書かせるのは嫌味でわずらわしい。

語句

■手 字。 ■うるさし 嫌味だ。わずらわしい。

メモ

■パソコンはぜったい認めない勢いがある。履歴書もいまだに手書きにこだわる企業があると話には聞きますね。

朗読・解説:左大臣光永

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