第六十五段この比(ごろ)の冠(こうぶり)は、

この比(ごろ)の冠(こうぶり)は、昔よりはるかに高くなりたるなり。古代の冠桶(こうむりおけ)を持ちたる人は、はたを継ぎて、今用ゐるなり。

口語訳

最近の冠は、昔よりはるかに高くなったのである。古代の冠桶(冠を入れる箱)を持っている人は、縁を継ぎ足して、今使っているのである。

語句

■冠 衣冠・束帯の時のかぶりもの。 ■冠桶 冠をおさめておく箱。 ■はた 縁。

メモ

■考証的章段。兼好は古いものを好み、新しいことを嫌う。

朗読・解説:左大臣光永


スポンサーリンク

音声つきメールマガジン「左大臣の古典・歴史の名場面」のご案内

現在18000人以上が購読中。

メールアドレスを入力すると、日本の歴史・古典について、楽しくわかりやすい解説音声を無料で定期的に受け取ることができます。毎回10分程度の短い解説で、時間を取りません。楽しんで聴いているうちに、日本の歴史・古典について、広く、立体的な知識が身につきます。スマートフォン・Androidでもお聴きになれます。不要な場合はいつでも購読解除できます。

いつも使っているメールアドレスを入力して、 「無料メルマガを受け取る」ボタンをクリックしてください。次回からお使いのメールアドレスにメルマガが届きます。

≫詳しくはこちら


スポンサーリンク