母の日
母の日5月の第二日曜日は母の日。お母さんに日頃の感謝をつたえる日です。
母の日の起源や日程は国によって違いますが、日本の母の日はアメリカからきています。
アメリカ南北戦争の時、ウェストバージニア州でアン・ジャービスという女性が負傷兵のために活躍しました。
アン・ジャービスが亡くなった後、娘のアンナ・ジャービスが母が生前日曜学校の教師をしていた教会で追悼式を開きました。その時、アンナは母の生前好きだった白いカーネーションを参列者に贈りました。
これを知ったデパート経営者が「母の日の礼拝」を広め、1914年、ウィルソン大統領が5月の第二日曜日を「母の日」と定めました。
日本では昭和6年に香淳皇后の誕生日である3月6日(地久節)が母の日とされましたが、昭和24年(1949)からアメリカにならって5月の第2日曜日とされました。
アンナ・ジャービスの故事にもとづき、生前は赤いカーネーションを、没後は白いカーネーションを贈る習慣でしたが、現在はピンクや黄色などさまざまな色のカーネーションが贈られています。
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朗読・解説:左大臣光永