涅槃会
涅槃会釈迦が入寂したとされる旧暦の2月15日に行われる行事。現在では新暦で行われます。寺院では涅槃図を掲げて法要を営みます。
涅槃図とは釈迦が涅槃に入った時の姿をあらわしたもので、沙羅双樹の木の下に釈迦が横たわり、そのまわりに、たくさんの人や動物、虫までが集まっている絵像です。
西行法師は、
願はくは花の下にて春死なむその如月の望月のころ
と、釈迦と同じく2月15日に死にたいと詠みましたが、実際には1日おくれの2月16日、河内国の弘川寺(大阪府南河内郡河南町)で死にました。
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年中行事 解説 音声つき 現代語訳つき朗読
朗読・解説:左大臣光永