第九十六段 めなもみといふ草あり
■『徒然草』朗読音声の無料ダウンロード
【無料配信中】足利義満
■【古典・歴史】YOUTUBEチャンネル
めなもみといふ草あり。くちばみにさされたる人、かの草を揉みて付けぬれば、則ち癒ゆとなん。見知りておくべし。
口語訳
めなもみという草がある。蝮にさされた人が、この草を揉んで付けると、たちまち癒えるという。見知っておくべきだ。
語句
■くちばみ 蝮
朗読・解説:左大臣光永