第百二十四段 是法法師は、浄土宗に恥ぢずといへども、

■『徒然草』朗読音声の無料ダウンロード
■【古典・歴史】メールマガジンはこちら
■【古典・歴史】YOUTUBEチャンネルはこちら

是法法師は、浄土宗に恥ぢずといへども、学匠(がくしょう)を立てず、ただ明暮念仏して、やすらかに世を過ぐすありまさま、いとあらまほし。

口語訳

是法法師は、浄土宗の中で引けを取れない人物ではあるが、学識ある僧のようにえらそうにふるまわず、ただ明けても暮れても念仏して、やすらかに世を過ごす様子は、たいそう理想的だ。

語句

■是法法師 伝未詳。兼好の先輩で歌人。「遁れても同じ憂き世と聞くものをいかなる山に身を隠さまし」(新千載集・雑)「八十ぢに多くあまりてのち、詠める・なべて世の憂きにこたえる老の波いつまでかかる身を嘆かまし」(新拾遺集・雑) ■恥ぢず 遅れを取らない。 ■学匠 学識のある僧。 ■

メモ

■専修念仏
■兼好は友人多い

朗読・解説:左大臣光永

■『徒然草』朗読音声の無料ダウンロードはこちら
■【古典・歴史】メールマガジンはこちら
■【古典・歴史】YOUTUBEチャンネルはこちら