第百六十一段 花のさかりは
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花のさかりは、冬至より百五十日とも、時正(じしょう)の後、七日(なぬか)ともいへど、立春より七十五日、おほやうたがはず。
口語訳
花のさかりは、冬至から150日とも、春分の後、7日ともいうが、立春から75日と考えると、だいたい間違いはない。
語句
■冬至 二十四節気の一つ。太陽がもっとも南寄りになる日。日照時間が一年でもっとも短くなる。12月22、23日ごろ。旧暦では11月の半ば。 ■時正 昼と夜の長さが同じになる春分と秋分。ここでは春分。 ■立春 二十四節気の一つ。春のはじまりの日とされた。
メモ
■あやしく不確かな記憶。メモ程度
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徒然草 現代語訳つき朗読
朗読・解説:左大臣光永